仕事から家に帰ったら、カミさんの友達が来てて、「おめでとう~」と迎えられた。
「何が? どうしたの?」
「だって今日は誕生日でしょ」
あ!そうだった!
自分の事はすっかり忘れてるものです。
ひとつ歳をとることを避けているのでしょう。
祝福されるのは嬉しいけど、もうこれ以上クソジジイになりたくないからね。
少し前までは歳をとる毎に、少しは渋く、落ち着いた、紳士になれるように
思っていたけれど、はぁ?何?落ち着いた?紳士に?
ちゃんちゃらオカシイ!
そんなことは絶体に無理なんだとわかった!
落ち着くどころか、未だに車の運転中に怒鳴るわ、病院や携帯ショップで待たされるとイライラして、いつの間にか貧乏ゆすりをしてるし、コンビニのトイレに行けば先に入ってる奴が長いことでてこないとわざとノックしてドアノブをカチャカチャ鳴らし、聞こえるように舌打ちしたり、嫌いな奴と仕事で一緒になれば目も合わさず一切喋らない などなど。
一生死ぬまでこのまま。
オッサンの化けの皮を剥げば中身はクソガキ。しかも化けの皮を被るほど器用じゃない。頑張っても大人を気取ることなんか出来っこない。
そうだ諦めよう。もう手遅れだから。
いつもいつも娘(主に次女)から言われるのは「何でそんなに子供なの!?」と。
情けない
でも、こんな中途半端なバカチンでも取り敢えずは生きる権利があるからね。
本日より56歳。56だよ!56!
アラ還だコリャいかん!
バ―ボンでも嗜みながらジャズに耳を傾ければいいだろう。 でも無理。
焼酎飲んでモンゴルのホ―ミ―を聴くのがお気に入り。
あとは野球観戦じゃなくて格闘技観戦が幸せを感じる。
勝ち負けなんかどうだっていい。
真剣に闘う姿を見るだけで元気になれる。
人生は勝負だから、最後は絶対に勝たなくてはならない。
ん?大人になり切れないままの人生は敗北者になるのかな?
そんなこと気にせず、益々血気盛んに邁進する決意です!
取り敢えず、小さいことは気にしない、気にしない
よりアグレッシブに
あ~~だいぶ酔いがまわってきたかな
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すっかり忘れてた。
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